久元神戸市長、人口減対策「便利な市街地西部に集中投資」 投資額「新年度予算で」

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 神戸市の久元喜造市長(写真=神戸市が配信した動画より)は18日の定例記者会見で、人口減少対策の一環で名谷駅、垂水駅、西神中央駅の駅前広場などを再整備するねらいについて「せっかく便利なのに市街地西部の人口減少が目立っているので、拠点性のある駅前に思い切って集中投資をして、複合的な機能を持つ街づくりを行い、定住人口を増やしていきたい」と説明した。事業全体の総投資額については「2020年度予算で明らかにしたい」と述べ、明言しなかった。

 久元氏は西部市街地に人口を誘導することについて「バランスのとれた街づくりは、一般的には議論がある」としながらも、「神戸は戦前から鉄道網が発達してきた」ことから神戸市にはふさわしいと主張。JR線のほか戦前からあった阪神、阪急、山陽、神戸電鉄に加え、戦後にできた市営地下鉄やポートライナーなどがあり、「こうした既存インフラを有効活用することが、人口減少時代には重要だ」と強調した。

 一方で、大阪市内や阪神間の人口が増えている点について記者が質問すると「都心居住のニーズを否定するものではない」という。ただ、タワーマンションを都心部に集中的に誘致して「きわめて狭いエリアに人口が集中するというのは、学校の過密化を招いたり、台風19号のときには大規模な停電で狭いエリアに大量の対応が必要な方々が現れたりと、いろんなひずみが平時も緊急時も生まれる可能性が高い」との見方を示した。

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