米国の英語教育ベンチャー、1億7500万円調達で神戸に日本本社 「500KOBE」参加

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 米国の英語教育ベンチャー「Native English Institute(ネイティブ・イングリッシュ・インスティチュート、NEI)」は、個人投資家が集まる投資クラブのケイレツ・フォーラム・ジャパン(東京都渋谷区)などから1億7500万円を調達し、2020年3月をめどに神戸市内で日本本社を開設する。AI(人工知能)を使って個人の予定やレベル、興味に合わせて教材を編集するオンライン英会話教室。教師全員が北米アクセントで話すのが特徴だ。22〜23年には世界で5000人の利用者、年10億円の売上高をめざす。

 NEIの資金調達について、神戸市が16日に発表した。NEIは2017年設立。16日まで神戸市と米有力ベンチャーキャピタルの500スタートアップスが共同で展開したスタートアップ支援プログラム「500 Kobe Accelerator(500神戸アクセラレーター)」に参加していた。神戸経済ニュースの取材に応じた代表者のフリーダ・マイヤー氏(写真右)は神戸について、高校生時代の日本留学で滞在した「日本における故郷」だという。JCRファーマやシスメックスなど、NEIの主要顧客にも近い拠点として神戸での本社開設を決めたと説明した。

 ケイレツ・フォーラム・ジャパンはNEIの第三者割当増資を引き受ける。同クラブのメンバーである個人投資家の10人程度が出資を決めたという。母体になったケイレツ・フォーラムは米投資家が00年に設立して活動を開始したが、日本では16年夏から活動。今回はケイレツ・フォーラム・ジャパンの結成後で最大の出資額になった。さらに参加した投資家の人数も多かったことから、ジャパンのフェローを務めるアレン・マイナー氏(クラウドサービスのサンブリッジ=東京都渋谷区=会長、元日本オラクル代表、写真左)が、ジャパン側の取りまとめ役を担当した。

 ジャパンのマイナー氏は「英会話教室の起業は多く、過去にも出資を求められたことがあったが、実際に投資するのは今回が初めて」と話す。「英語教育の資格を持った教師を採用するなど教育の水準が高く、教師のアクセントにまでこだわったオンライン英会話は類を見ない」ことなどを評価した。NEIのマイヤー氏はシアトル在住。マイヤー氏は「神戸市とシアトルが姉妹都市であるという点でも縁を感じている」という。今回の資金調達は20年2月に完了する予定だ。

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