「涙で乳がん検知」が最優秀賞に 第2回メドテックグランプリKOBE

20191216表彰式

 15日に開催した健康・医療に関する次世代技術のコンテスト「第2回メドテックグランプリKOBE」の最終審査会では、最優秀賞に「涙で乳がん検知」を発表した「Team TearExo(チーム・ティアエクソ)」が選ばれた。がんの新たなバイオマーカー(病状の指標になる物質)として期待されている「エクソソーム」を高感度で検出する技術を開発した。副賞として賞金30万円と、事業投資500万円を受ける権利を獲得した。(写真は表彰式の様子)

 チーム・ティアエクソは神戸大の医学部と工学部による産学連携の研究チーム。代表は神戸大学大学院工学研究科の竹内俊文教授が務める。審査委員長を務めた人材教育会社のリバネス(東京都新宿区)の井上浄副社長CTOは、最優秀賞に選んだ理由について「パッション(情熱)が断トツで1位だった」「エクソソームは世界中で厳しい戦争みたいな戦いになっていて、いま(研究開発を)やらなくてはいけない」などと話した。

 メドテックグランプリKOBEは神戸医療産業都市によるベンチャー支援と技術発掘を目的に開催。昨年の第1回に続いて開催した。主催は神戸市と神戸医療産業都市推進機構、リバネスだ。最終審査会は当初10月12日に開催する予定だったが、台風19号によって開催が伸びていた。最優秀賞のほかスポンサー企業各社も表彰。チーム・ティアエクソは日本ユニシス賞とロート製薬賞も同時に受賞した。各賞は以下の通り。

 三井化学賞=バイオチューブ(バイオチューブ人工血管)▽損保ジャパン日本興亜保険賞=RESVO(尿検査によるメンタルストレスの見える化)▽大鵬薬品賞=Field Theory(マイクロ波マンモグラフィー)▽サントリー賞=ナノ・キューブ・ジャパン(難溶性医薬のシングルナノ化による性能向上)▽神戸医療産業都市賞=Nexuspiral(オリゴ拡散のみによる精密ゲノム編集技術)▽荏原製作所賞・DNP賞=RAINBOW(自家細胞製品HUNS001の脳内移植による脳梗塞治療)

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