パテル印アーメダバード市長が来日、日本庭園を作庭の意向 神戸市長は来月訪印
- 2019/12/11
- 00:35
インドで人口第7位の大都市であるグジャラート州アーメダバード市のビジャル・パテル市長(写真中央)が10日、神戸市役所で久元喜造市長を表敬訪問した。パテル市長は6月に神戸市との間で「経済交流に関する意思確認書」を結んだことに伴い、神戸市の久元喜造市長にあいさつのため来日した。6月の意思確認書には久元氏と交換で、パテル市長に代わってヴァルマ在日インド大使が署名。久元市とパテル氏は短時間ながら初会談になった。
パテル市長は神戸市との友好を深めるきっかけとして「アーメダバード市に日本庭園を作りたい」との意向を表明。「日本庭園を作ることでアメーダバードの市民も日本との関係を理解できるのではないか」と意義を述べ、久元氏に検討を求めた。そのうえで「久元市長をアーメダバードで歓迎したい」「今後さまざまなことを両市で取り組みたい」と関係強化への意欲を語った。
一方、久元氏は2020年1月下旬に実施するインド訪問団に加わりアーメダバード市を訪問すると説明。「アーメダバード市によるスマートシティーの取り組みや、日本企業の立地状況、さらにヨガなども含めたあらゆる交流の可能性について意見交換ができることを楽しみにしている」と話した。「インドの優秀な人材に神戸で活躍していただきたいと考えている」とも強調していた。
パテル市長は前日も神戸市役所を訪れ、神戸市議会を訪問。日印友好議員連盟(会長・安井俊彦市議)の議員らと意見交換した。グジャラート州はモディ印首相が2001〜14年に知事を務め、同氏の地盤の地域とされる。
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