神戸でも吉野氏のノーベル化学賞授賞式を祝う 晩さん会の日本酒、蔵元で鏡開き

20191210福寿鏡開き

 日本酒の蔵元である神戸酒心館(神戸市東灘区)では10日、同日開催する吉野彰・旭化成名誉フェローのノーベル化学賞授賞式を神戸でも祝おうと同社の庭で「鏡開き」を開催した。正午になると安福武之助社長(写真右)と久保田博信副社長(同中)が、木づちを振り下ろして四斗樽のフタを割った。近くの住民や観光客など集まった約70人が振る舞い酒で、吉野氏の受賞を祝った。

 神戸酒心館の主力銘柄である「福寿」は、授賞式後の晩さん会で提供される。近年は日本人が受賞したときなどに採用されており、今回で6年連続の9回目になった。安福社長は「海外の日本料理店だけで提供されるのではなく、ワインと肩をならべて楽しまれるグローバルな酒として、こうした華やかな場で使われることを大変うれしく思う」と話していた。

 福寿はフルーティーな吟醸香(ぎんじょうこう)が特徴だ。香り高い日本酒は、ワインの伝統がある欧州で人気という。もともとスウェーデンに輸出していたのが、ノーベル賞でも採用されるきっかけになった。現在は欧米とアジアの15カ国に輸出。食事とともに飲む食中酒をとして味わいを調整しているといい、日本と同様に魚を食べる地域などでの販売増に期待がかかる。

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