冬の須磨海岸でもスポーツできます 神戸商工会議所が「SUMA SPORTS DAY」

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 神戸商工会議所の神戸スポーツ産業懇話会(会長・尾山基神商副会頭=アシックス会長CEO)は8日、冬の須磨海岸でスポーツを体験する「SUMA SPORTS DAY(スマ・スポーツデー)」を開催した。午前中はタックルの代わりに腰に付けた布(タグ)を取り合う5人制のタグラグビー「ファイブズ」の体験会、午後はビーチヨガの体験会をそれぞれ実施。ほとんど風のない好天にも恵まれて、事前に申し込んだ合計約40人が広々とした砂浜で汗を流した。

 事実上の空きスペースになっている冬の海岸が企業内行事や、健康経営に向けたスポーツの場所として使えるか確認するのがねらい。運営を受託したNPO(非営利法人)である神戸アスリートタウンクラブ(神戸市須磨区)の金崎正義マネージャーは、タグラグビーについて「砂浜では初めての試みだったが、開放感があるのに加えて、初心者でも芝生より安全にプレーできそう」という。須磨港の漁協などと連携した行事を開催すれば「観光面にも好影響があるのではないか」と話していた。

 神戸・関西を中心に活動するプロのファイブズチーム「シーレックス神戸」も参加し、この日のスポーツデーは順調に開催した。ただ冬の海岸だけに、日差しのある穏やかな天候に支えられた面もあるようだ。加えて「ビーチクリーン」(ごみ拾い)など地元の市民活動によって、須磨海岸がスポーツの場所として使いやすくなっている面も大きい。この日のスポーツデーにもファイブスとビーチヨガをはさむ時間帯に、行事日程としてビーチクリーンを盛り込んだ。

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