ロック・フィールドの5〜1月期、純利益36%増 年末年始ごちそうメニュー好調

 ロック・フィールドが2日発表した2016年5月〜17年1月期の連結決算は、純利益が前年同期比36%増の16億円だった。天候不順を受けた野菜価格の上昇で、サラダの人気が続いた。クリスマスや年末年始にはローストビーフやロブスターといった高付加価値な「ごちそうメニュー」が好調だった。予約販売が増えたのも寄与した。

 売上高は2%増の385億円、営業利益は26%増の24億円だった。新規出店による増収に加え、主力のサラダ店「RF1」などを中心に既存店売上高も伸び、売上高の増加につながった。原材料費は前年同期に比べると低下。事前の契約などにより野菜の仕入れ価格が安定していたことも支えになったようだ。

 17年4月期の連結業績予想は据え置いた。引き続き純利益は6%増の17億円の見込みとしている。4月期末の株主を対象とした配当金も16円と、従来予定を据え置いた。

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