神戸製鋼株が下げ渋り 梶山経産相、石炭火力「選択肢として残したい」も下支えか

20180823神戸株アイコン

 3日の東京株式市場では神戸製鋼所(5406)が反落。終値は前日比5円(0.88%)安の564円だった。米国で経済指標の悪化から景気の先行き不透明感が広がり、米株安が日本株にも波及した流れに押された。前場中ごろにかけて下げ幅を拡大し、その後は下げ渋る展開になったのも相場全体の動きに沿っているが、神戸鋼については梶山弘志経産相が「石炭火力発電所は選択肢として残していきたい」と述べたと伝わったのが下支えになったとの見方もあった。

 同社は「素材系・機械系・電力の3本柱の事業体確立」を掲げて事業の取捨選択を進めているが、このうち電力は栃木県真岡市の都市ガスによる発電所に加え、4基のうち2基が稼働し、2基を建設中の石炭火力発電所(神戸市灘区)が主力になる見通し。現在マドリードで開催中の第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)でも石炭火力発電所への風当たりが強まる中での経産相の発言とあって、同社の方針転換は当面回避できるとの安心感につながりやすいという。

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