スーパーコンピューター「富岳」初出荷分が神戸到着 理研・計算科学研究センター
- 2019/12/03
- 09:52
神戸市中央区にある理化学研究所の計算科学研究センターでは3日午前、2021年にも利用を開始する次世代のスーパーコンピューター「富嶽」の初出荷分が到着した。前日午後に石川県かほく市にある富士通の子会社を出発したトラックの荷台を、同センターの搬入口に接続(写真)。作業員らは丁寧に荷下ろしの作業をしていた。
初出荷分として到着したのは、高性能の中央演算装置(CPU)「A64FX」を搭載したコンピューターラック6基。8月に運用を停止したスーパーコンピューター「京」を撤去した後の、同センターの計算機室に据え付ける。
最終的にはラック400基を高速ネットワークで接続して、1台のスーパーコンピューターとして使用する。このラック10基で、すでに京に相当する性能になるという。富士通は富岳の完成に向けて、順次出荷を継続する。
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