兵庫県、収入未済額の残高が9億6500万円減少 18年度まで3年間で
- 2019/12/03
- 01:39
兵庫県は2日、2018年度末の収入未済額は101億5800万円と、15年度末に比べて9億6500万円減少したと発表した。16〜18年度の3年間に21億7500万円と、目標(16億6700万円)を上回る額の債権を処理。新たに12億1000万円の債権が発生したが、全体として債権残高は減少した。
21億7500万円のうち、7億5700万円は債権回収に成功。残りの14億1700万円は債権放棄など。収入未済額のうち約7割を占めるのは中小企業高度化資金として貸し付けを実施したが、回収できなくなったもの。兵庫県の井戸敏三知事は「貸出先が破産等で回収できないものも少なくない」と説明した。
21億7500万円のうち、7億5700万円は債権回収に成功。残りの14億1700万円は債権放棄など。収入未済額のうち約7割を占めるのは中小企業高度化資金として貸し付けを実施したが、回収できなくなったもの。兵庫県の井戸敏三知事は「貸出先が破産等で回収できないものも少なくない」と説明した。
21年3月末には債権残高をさらに減らし、90億5000万円程度にする計画だ。減少させる幅は10億9400万円で、このうち債権放棄等は5億2400万円を見込む。兵庫県は2013年度に債権管理推進本部を設置。半ば野放しになっていた未収金について、回収に乗り出していた。
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