井本商運、新造船「ときわ」が神戸港に初入港 瀬戸内海航路に就航

20170301井本商運「ときわ」

 コンテナ国内輸送大手の井本商運(神戸市中央区)は1日、新造船「ときわ」(写真=井本商運の発表資料より)が神戸港に初入港したと発表した。総トン数499トンと小型のコンテナ船で、同等の大きさのコンテナ船を投入するのは同社としては10年ぶり。輸送効率化でコンテナ船は大型化が進むなか、小回りの利く船舶を投入して輸送需要の多様化に応える。

 ときわの特徴は冷凍コンテナを最大40本積載できること。「主機関駆動軸発電機」の採用で実現した。危険物の運送にも適合するなど多様な貨物を積載できる。2月27日に完成し、瀬戸内海航路に就航。神戸港で米欧行きの基幹航路に積み替えるコンテナを、国内各港から集荷する国際フィーダ輸送の担い手として活躍する予定だ。船主は真宝海運(熊本県上天草市)。

 初入港の式典では神戸市みなと総局の片山昌俊みなと振興部長があいさつ。記念のたてを千原次利船長に手渡して、初入港を歓迎した。このほかマリンメイトの女性から花束や、記念品である神戸ワインなどを乗組員に贈った。

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井本商運「ときわ」進水式 コンテナ118個積み(2016/11/06)

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