10月の兵庫県有効求人倍率、3カ月ぶり低下1.40倍 求人・求職とも減少

 兵庫労働局が29日発表した 10月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント低下の1.40倍だった。有効求人数は前月比 1.6%減少した一方で、有効求職者数も1.0%減少した。有効求人倍率は前月まで3カ月連続で1.41倍が続いていた。

 足元の兵庫県内の雇用情勢は「着実に改善が進んでいる」との情勢判断を据え置いた。雇用の先行指標とされる新規求人倍率は2.17倍。前月比0.06ポイント上昇と、小幅ながら2カ月ぶりに上昇した。

 企業の新規求人(原数値)を業種別にみると、目立って減った業種は、運輸業・郵便業が32.0%減、製造業か20.4%減、不動産業・物品賃貸業が11.3%減、建設業が2.9%減などだった。半面、金融業・保険業が35.9%増、複合サービス事業が33.2%増と増加が目立った。

 全国統計では、厚生労働省が29日に発表した同じ月の有効求人倍率(季節調整値)は前月から横ばいの1.57倍だった。

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