川重、子会社の鉄鋼工事業で駒井ハルテックと共同出資会社 来年4月

 川崎重工業は27日、同社の全額出資子会社である川重ファシリテックの事業のうち、スタジアムやテレビ塔など鉄管構造物の建設などを手掛ける鉄構工事事業について、東証1部に上場する駒井ハルテックとの共同事業にすると発表した。川重ファシリテックが2020年1月をめどに設立する新会社に、鉄構工事事業を承継させる。そのうえで駒井ハルテックが同年4月1日をめどに、新会社の株式66.6%を取得。共同出資会社で鉄構工事事業を手掛ける計画だ。

 国内の社会インフラ市場は老朽化への対応や、リニア新幹線の新設などもあって、引き続き活況とみられている。ただ、川重は2007年に橋梁・水門事業から撤退したため、鉄構工事事業はグループ内での関連性が薄れ、相乗効果が見出しにくくなっていた。このため長年の取引先である駒井ハルテックとの共同事業にすることで、川重ファシリテックの強みを生かしながら駒井ハルテックとの相乗効果を得られるようにする。

 1月の新会社設立時点では、グループ内の再編のため連結業績への影響は出ない。駒井ハルテックの新会社への出資も20年4月1日とあって、2019年3月期の川重の連結業績への影響は現時点で出ない見通しだ。駒井ハルテックによる新会社株の取得額は非公開とした。川重ファシリテックは、法令に基づくタンクの検査など検査事業、水門や荷役設備などの保守点検事業、生産ラインの構築やプラント建設などのプロダクト事業の3分野については、引き続き事業を継続する。

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