10月の神戸市消費者物価、前年比で0.9%上昇 消費税率上げで現基準の最高値

20191122神戸市消費者物価

 兵庫県が22日に発表した10月の神戸市消費者物価指数(2015年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比0.9%上昇の102.3と、現基準での過去最高値を更新した。前年同月を上回ったのは15カ月連続。前月比では2カ月ぶりに上昇した。10月から消費税率が10%に引き上げられたことなどで、外食価格などが上昇して指数の上昇にも寄与した。

 10大費目別の指数で見ると7費目が前年比で上昇した。外食価格は前月比でも前年同月比でも3.0%上昇したことで、「生鮮食品を除く食料」の指数を押し上げた。加えてラグビー・ワールドカップもあって宿泊料やケーブルテレビ受信料が上昇し、「教養娯楽サービス」の指数を押し上げた。このほか「家具・家事用品」「住居」なども上昇した。

 半面、幼児教育・保育の無償化が10月から始まったことで幼稚園保育料(私立および効率)の価格が下落し「教育」の指数を押し下げた。さらにガス代の値下がりが「光熱・水道」を押し下げ、消費者物価指数全体の伸びを抑えた。

 全国統計では、総務省が同日発表した10月の全国消費者物価指数(2015年=100、生鮮食品を除く総合)は102.0と前年同月比で0.4%上昇した。上昇は34カ月連続。前月比(季節調整値)では0.2%上昇した。

 総務省は消費税率の引き上げと、幼児教育・保育無償化の物価上昇率への影響を試算、参考値として公表した。消費税率の引き上げによって、10月の物価上昇率は0.77ポイント程度押し上げられた。一方、幼児教育・保育無償化が0.57ポイント程度の押し下げ要因となったとの見方を示した。

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