久元神戸市長、建設費1000億円「きわめてラフな試算」 バスターミナル1期
- 2019/11/21
- 06:21
神戸市の久元喜造市長は20日の定例記者会見で、神戸市などが三宮再開発の一環でJR三ノ宮駅近くの雲井通で計画しているバスターミナルビル(第1期)の事業費が1000億円と伝わったことについて「きわめてラフな試算」と説明した。規模が近い類似の事業にかかった費用から推測したもので、「施設ごとの経費を積み上げたものではない」という。
参考にした類似事業として久元氏は、札幌市、川崎市、熊本市の再開発事業を挙げた。これらの事業費が「だいたい700億から800億円ぐらい」だったという。そのうえで、これらの事業を実施した時期からの「工事費や人件費の上昇を勘案」して、約1000億円とした。
参考にした類似事業として久元氏は、札幌市、川崎市、熊本市の再開発事業を挙げた。これらの事業費が「だいたい700億から800億円ぐらい」だったという。そのうえで、これらの事業を実施した時期からの「工事費や人件費の上昇を勘案」して、約1000億円とした。
さらに久元氏は「このうち400億円ぐらいが補助金の対象になるだろう、ということで県の方に報告した」と話した。バスターミナルの事業費が約1000億円になるとの試算は、11日に開いた兵庫県の公共事業等審査会で示された。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 卸売市場「東部市場フェスタ」に約4万人の人出 開設50周年でイベント (2019/11/23)
- 神戸市、高額でも随意契約できる制度 スタートアップと共同開発のアプリなど (2019/11/22)
- 久元神戸市長、建設費1000億円「きわめてラフな試算」 バスターミナル1期 (2019/11/21)
- 三宮再開発 経済効果算出に向け来訪需要など確認、検討委員会の第2回 (2019/11/19)
- 井戸兵庫知事「なんでも1位になればいい」 富岳試作機が省エネ世界一で (2019/11/19)
広告