三宮再開発 市役所2号館の基本計画で意見募集開始、12月にシンポジウム開催

20191119神戸市役所2号館

 神戸市は18日、神戸市役所2号館の基本計画案について意見募集(パブリック・コメント)を開始した。新2号館は床面積約6万平方メートルの複合ビルを建設し、このうち現在と同じ1万5000平方メートルほどを庁舎機能に充てる。残りは音楽専用ホールや民設民営の高級ホテル・オフィスビルなどに充てる。9月9日の都市三宮再整備推進会議などで示した案だ。12月27日までの募集期間中には、住民向けシンポジウムや、学生向けワークショップ(研究会)も開催する。

 市役所2号館の基本計画は神戸市のホームページに掲載。これに対する意見を郵送、ファクシミリ、電子メール、持参、または意見送信フォームを通じて受け付ける。書式は自由だが、提出者の住所や氏名などを明記する。電話など口頭での意見は受け付けられないとしている。

 ワークショップは12月14・15日に開催。将来の街づくりの担い手である学生を対象とし、学生らが新2号館や周辺の公共空間のあり方について検討・提案する。神戸の都市計画に関心がある、建築や土木、造園、デザインなどを先行する大学生、大学院生の30名程度を募集する。応募フォームから申し込みを受け付け、応募者多数の場合は抽選。

 シンポジウム「市庁舎周辺エリアのこれからを考える」は12月22日午後2時からを予定する。神戸大学教授の末包伸吾氏が司会を務め、大阪市立大教授の嘉名光市氏、大阪府立大学准教授の武田重昭氏、「神戸モトマチ大学」の村上豪英氏、さんきたアモーレ広場(通称パイ山広場)の設計コンペで最優秀賞を獲得した建築界の津川恵理氏が、「訪れたくなるまち、憩いたくなる空間とは」について討論する。会場はデザイン・クリエイティブセンター神戸で、申し込みフォームなどから参加を申し込む。

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