アシックス、新国立を設計・隈研吾氏のアイデアでシューズ 2020足限定で販売

20191117アシックス隈研吾氏シューズ

 アシックスは来年の東京五輪で開会式などを実施する新国立競技場を設計した建築家、隈研吾氏のアイデアを盛り込んだランニングシューズ「METARIDE AMU(メタライド・アム)」(写真=アシックス提供)を2020足限定で発売する。新国立競技場のオープニング式典を開催する前日の12月20日に直営店3店舗と、公式通販サイトで順次販売を始める。隈氏はシューズを「建築で最も小さなもの」とみて、シューズの企画に取り組んだという。

 2月に発売した、より少ない力でより長く走ることを目指した「メタライド」をベースにした。足の甲を覆う部分は、テープ上の素材が複雑に交差したデザイン。日本の伝統的な竹細工技法「やたら編み」に着想を得たという。足を覆うニット素材と重ねることで、ランニングの際の複雑な足の動きを柔軟に、しかもしっかり固定する。次世代高機能素材として注目される、木材由来のセルロースナノファイバーを靴底のクッション材として使用。素材の色を生かして無着色にした。

 靴底前部に大きなカーブを付けて、走行時のエネルギー消費につながる足首の過度な屈曲を抑える仕組みは「メタライド」から引き継いだ。カラーはホワイトを基調にした1色のみ。サイズは23.0〜29.0センチメートルの0.5センチ刻みと、30.0・31.0センチとした。販売する店舗は公式ネット通販のほか、「アシックス原宿フラッグシップ」「アシックス大阪心斎橋」「アシックス大阪LINKS UMEDA」だ。価格は税別で3万6000円。

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