神戸で2泊以上が7割、飲食楽しむ ラグビーW杯の訪日観戦客・神戸観光局調べ
- 2019/11/13
- 23:19
DMO(観光地経営組織)の神戸観光局は13日、ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で4試合を開催したラグビー・ワールドカップ(W杯)の海外からの観戦客を対象としたアンケート調査の結果を発表した。回答した709人のうち468人が神戸に2泊以上宿泊したと回答した。神戸に宿泊した633人のうち7割強が「連泊」で、試合の前後も神戸市街などを観光していたことが明らかになった。神戸での滞在中はラグビーの試合のほか、主に神戸ビーフなど食事を楽しんだとの回答が多かった。(写真はファンゾーンの様子)
アンケートはメリケンパーク(神戸市中央区)にファンゾーンを開設した9月26・29・30日と10月3・8日の5日間に、ファンゾーンや三宮周辺などの神戸の街中で、インタビュー形式で実施。訪日外国人709人から話を聞いた。回答のうち約9割はファンゾーンで得たという。
アンケートによると、日本を訪れたのは「初めて」という人は79%と、W杯が来日のきっかけになった人が多かったことも分かった。日本での滞在日数で最も多かったのは「8〜14日」で41%。「15〜21日」が29%、「22〜29日」が12%と続いた。「30日以上」という人も10%いた。「7日以内」は6%と少数派だった。
長い日本での滞在日数ということもあり、神戸での宿泊日数で最も多かったのは「2泊」で30%だった。「1日」が23%、「3日」が16%と続いた一方、「0泊」も11%と、ややまとまった数になった。7割超が2泊以上の連泊。多くの観戦客はラグビーの試合とともに各地で観光を楽しんだようだ。
こうした神戸での滞在について5段階評価で神戸の満足度を聞いたところ最上位の「最高」が73%、2番目の「やや高い」が20%だった。9割超が神戸での滞在を高く評価していた。加えて、神戸を再訪したいか聞くと、「とてもしたい」が63%、「ややしたい」が17%で、8割がもう一度神戸を訪れてもよいと考えていることも分かった。再訪を「したくない」との回答は2%にとどまった。
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