ノーリツの1〜9月期、最終赤字7億1400万円 中国での販売低調が続く
- 2019/11/13
- 19:29
ノーリツが13日発表した2019年1〜9月期の連結決算は、最終損益が7億1400万円の赤字(前年同期は5億1400万円の黒字)だった。給湯器の販売は足元で回復したが、上期に落ち込んだ影響が利益に表れた。海外で最も構成比が大きい中国では依然として給湯器が低調に推移したのも響いた。為替差損や貸倒損失など、営業外収益なども膨らんだ。
売上高は1%減の1468億円、営業利益は2億3800万円の赤字(前年同期は12億5600万円の黒字)になった。国内事業は売上高が前期比微減の1091億円。損益は9400万円の黒字(前年同期は2億5600万円の赤字)になった。給湯器の販売が約1割落ち込んだ上期の状況からは挽回した。一方で海外事業の売上高は2%減の444億だった。1月に買収した米ボイラーメーカーのPBヒートの売上高が寄与したが、中国の低調を補えなかった。
2019年12月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比81%減の11億円を見込む。10〜12月期は給湯器もガス台も需要期とあって、収益の確保を見込む。
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