シャルレの4〜9月期、税引き益3.8倍の2億5200万円 化粧品販売が増加

20191113シャルレ決算

 シャルレが13日に発表した2019年4〜9月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比3.8倍の2億5200万円だった。消費税率引き上げ前の駆け込み需要もあって化粧品販売が伸びたことで、同社全体としても増収になった。加えてコスト削減による販管費の減少も寄与。特別損失として計上した固定資産除却損などを吸収して増益になった。

 売上高は1%増の81億円、営業利益は3.4倍の3億7300万円になった。商品分野別の売上高は、主力の婦人下着など衣料品類が2%減の61億円、化粧品類が22%増の13億円、健康食品類が1%減の4億8100万円だった。化粧品は主力ブランドの「エタリテ」で、美容液に海藻から抽出した成分を新たに配合したリニューアル製品の発売なども寄与した。

 20年3月期の業績予想は据え置いた。税引き利益は前期比82%減の4000万円を見込むとしている。すでに4〜9月期で、これを大幅に上回る利益を稼いでいるが、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減が見込まれることや、来年度に計画するビジネスルール変更を控えた準備や、在庫圧縮などで下期に費用が偏ることが見込まれるため、業績予想の見直しは実施しなかった。

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