トーホー、10月の売上高2.9%増 DTB伸び駆け込みの反動おぎなう

 トーホーが12日に発表した10月の売上高動向は、全店全業態ベースで前年同月比2.9%増だった。20カ月連続で前年同月を上回った。主力の業務用食品卸売り(DTB)が7.0%増と大幅に伸びたのが寄与。「A-プライス」などを展開するキャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り、C&C)や食品スーパー事業に、非食品や酒類での消費税率引き上げ前の駆け込み需要が発生した反動減を補った。

 DTBは3月にグループ入りしたトーホーフーズHKや関東食品が売上高を押し上げた。台風19号の影響で、関東地方で需要が伸び悩んだのをカバーした。DTBが前年同月を上回るのは15カ月連続。一方でC&Cは3.5%減、食品スーパーは8.9%減だった。フードソリューション事業は1.1%減になった。

 既存店ベースでは、C&Cが1.1%減、食品スーパーが10.1%減だった。

▽関連記事
関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

カレンダー

03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

広告

★神戸経済ニュースからのお知らせ

広告