久元神戸市長、神出山田自転車道「これからもっと面白いこと」 谷上延伸の夢

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 神戸市の久元喜造市長は10日午前、同市の西区神出町と北区山田町を結ぶ神出山田自転車道のリニューアル式典であいさつし、「これからもっと面白いことができるようになる」と述べ、リニューアルの効果に期待を込めた(1枚目の写真)。特に決まった計画はないというが、神出山田自転車道の周辺は里山で「たいへん景色がよいので、沿道を使った芸術祭を構想するのも面白いのでは」と沿線活性化のアイデアも語った。久元市長も、つくはら湖(神戸市北区)の湖畔にある駐車場に開設した式典会場までの約4キロメートル、同自転車道でのサイクリングを楽しんだ(2枚目の写真左)。

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 さらに久元氏は「夢物語」としながら、現在は神戸電鉄の箕谷駅が自転車道東端の最寄駅だが、これを神戸市が買収する北神急行の「谷上まで伸ばすことができれば」利便性が高まり、もっと使いやすくなるとの見方を示した。計画に上っているわけではないといい、具体化するかどうかも不明。ただ、つくはら湖(神戸市北区)の湖畔にある自転車道沿道の休憩所には「3つ目のBE KOBE」の設置も予定する。自転車をきっかけとした北区の活性化に期待をかけているようだ(3枚目の写真)。

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 神出山田自転車道は1990年に開通して自転車道としての利用を開始した。全国でも珍しい階段のある自転車道として知られる。ただ95年に阪神淡路大震災が発生したこともあり、当初整備したあとは特に大掛かりな補修をせず舗装も荒れ、近頃では利用者数が減少。久元氏は「廃墟(きょ)のような道」になっていたと説明する。沿道にあった旧つくはらサイクリングターミナルでは、営業した最終年度の2017年度にレンタサイクルの利用者数は2600人と、開業当初の約10分の1に減少していた。

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 神戸市は18〜19年度に合計約1億7000万円かけて、舗装や標識などを再整備。「当たり前に安心安全に走れるようにした」(神戸市建設局道路部)。約18キロメートルと自転車道としては比較的短いが、沿線には室町時代に建てられた「三重塔」が重要文化財でイチョウの黄葉が美しい六条八幡宮(4枚目の写真)や、かやぶき家屋「箱木千年家」、農産物の直売所やレストランがある兵庫楽農生活センターなどがあり、自転車が周辺観光のきっかけにもなると神戸市はみている。

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