(動画)神戸医療産業都市が一般公開、メディカルツアー人気 医師会など初参加



 神戸医療産業都市では9日、立地する研究機関などが一斉に一般の見学を受け入れる「一般公開」を開催した。毎年秋の行事になっている。特に病院の裏側などを見学できる「メディカルツアー」は人気行事として定着。展示や体験などのイベントがほとんど無料ということもあり、今年も午前10時に整理券の配布を始めたところ午前11時過ぎには、すべてのメディカルツアーが満席になるなど人気を集めた。

 今年のメディカルツアーで見学コースを提供したのは、神戸低侵襲(ていしんしゅう)がん医療センター、神戸大学医学部付属病院・国際がん医療センター、兵庫県立粒子線医療センター附属・神戸陽子線センターの3病院と、産業ガス大手エア・ウォーターが5月に開設した「国際くらしの医療館・神戸」で合計4コース。初出展である国際くらしの医療館・神戸では、同施設で進めている歯の神経「歯髄(しずい)」を再生させる治療の説明や、手術室の設計ができるデモなどを見学できた。

 日本医師会は神戸医療産業都市の一般公開に出展者として初参加。一般の来場者が多く訪れる機会を利用して、新薬開発に欠かせない臨床試験(治験)について、パネル展示などを通じて説明した。このほか10月に開設した「神戸ロボケアセンター」では、実際にサイバーダインのロボットを装着して、重いものが楽に持ち上げられる体験なども実施していた。

 甲南大学ポートアイランドキャンパスでは、米国医療機器・IVD工業会(AMDD)による全国の小学生を対象とした未来の医療機器・検査のアイデアコンテストで最終審査会と表彰式を開催。予選を通過した10人の小学生らがプレゼンテーションし、かれん・ケリー駐大阪・神戸米国総領事、世界保健機関(WHO)神戸センターのサラ・バーバー所長、米スタンフォード大の池野文昭主任研究員に同工業会の加藤幸輔会長が審査員を務めた。

 神戸医療産業都市推進機構が「薬剤師体験コーナー」などを開設したほか、理化学研究所、日本ベーリンガーインゲルハイム神戸医薬研究所、兵庫県立大学神戸情報科学キャンパス、神戸大学先端融合研究環統合研究拠点なども一般公開し、多くの見学者を受け入れていた。

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