山陽電の4〜9月期、純利益28%増 消費税上げ控え先買・「忍たま」も寄与

20191109山陽電決算修正

 山陽電気鉄道が8日に発表した2019年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比28%増の16億円だった。アニメ「忍たま乱太郎」とのコラボレーション(共同)企画など鉄道でのイベントに加え、沿線企業の活性化による乗客数の増加で増収効果が寄与した。さらに10月1日の消費税率引き上げを控え、回数券や定期券を「先買い」する動きもあって収益が膨らんだ。

 営業収益は5%増の251億円、営業利益は27%増の24億円になった。事業分野(セグメント)別の営業収益は、運輸業が2%増の101億円。流通業は3%増の109億円だった。百貨店で美術・宝飾品や化粧品などが好調だったのに加え、コンビニエンスストア「ローソン+フレンズ」各店舗が好調。不動産業は40%増の24億円、レジャー・サービス業は2%増の9億9500万円だった。

 同時に20年3月期の連結業績予想を見直した。純利益は前期比10%増の25億円になる見通し。従来予想の24億円から小幅に上方修正した。4〜9月期の業績などを勘案したという。営業収益は微減の513億円、営業利益は3%増の38億円を見込む。従来予想は506億円、37億円だった。

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