家次神商会頭、神戸医療産業都市「下地できて発信力も十分」 「国際空港は必須」

20191109家次神商会頭

 神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長、写真)は8日に開いた記者会見で、神戸医療産業都市について産業集積として「ずいぶん下地はできてきた」との見方を語った。さらに「個別化医療の時代に入り、再生医療への取り組みも進むなど、医療の新たな局面に対する発信力も十分」と指摘。「いかにインダストリー(産業)にしていくかは、まだ弱い部分」としながらも、改めて将来への期待を述べた。現在およそ360社・団体が神戸医療産業都市に拠点をおくが、「まだ増えるだろう」との見通しも語った。

 さらなる神戸医療産業都市の発展に向けては、「大事なものの1つは利便性の高さ」だという。たとえば医療産業の国際展開が進む中にあっては「国際空港は必須」と主張した。「対岸には関西国際空港があるが、神戸空港が国際化できると、もっと(神戸医療産業都市の)魅力が増してくる」との見解を語った。

 人口減少で消費市場としての日本の魅力は後退するにしても、「日本にはレベルの高い技術があるし、特に関西は医療に関するアカデミア(学会)のレベルが高い」と強調。世界と戦うのに有利な点が日本には多いとみる。神戸医療産業都市に限らず「単に神戸というだけでなく、関西をうまく使いながら、いかに神戸の存在感を高められるかという点で、まだまだ(神戸には)可能性がある」とも話していた。

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