神戸電鉄の4〜9月期、純利益11%増 前年同期に災害で特損の反動

20191031神戸電鉄決算

 神戸電鉄が31日に発表した2019年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比11%増の10億円だった。昨年の西日本豪雨や台風などの影響で、前年同期に災害による損失2億5000万円を特別損失として計上。これがなくなったのが増益につながった。前年同期に営業外収益として計上した、受取保険金がなくなったことなどを吸収した。

 売上高に相当する営業収益は微減の116億円、営業利益は3%増の15億円だった。前年同期に豪雨や台風の影響で運休が発生したが、今年はおおむね平常通りだったため鉄道事業では増収増益になった。一方、不動産業は前年同期にまとまった販売用土地の売却があった反動で減収減益。この差し引きで営業収益はほぼ前年同期並みになり、営業利益は増加した。

 20年3月期の連結業績は従来予想を据え置いた。純利益は7%増の13億円を見込む。9月までの進捗率は79%に到達しているが、同社は例年1〜3月期に鉄道の修繕費を計上する。

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