石原ケミカルの4〜9月期、純利益9%減 電子部品業界の市況悪化が影響

20191029石原ケミ決算

 ハンダめっき液大手の石原ケミカルが29日発表した2019年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比9%減の6億3800万円だった。わずかながら増収を確保したが、スマートフォンや車載関連の半導体部品向けのほか、一般の電子部品向けめっき液の生産減が、19年1〜3月から続いた。投資有価証券の評価損と固定資産除却損で、1億円の特別損失を計上したのも響いた。

 売上高は1%増の82億8500万円、営業利益は7%減の8億6100万円だった。半導体・電子部品向けは減少したが、4K、8K、有機EL化に対応した大型テレビ向けめっき駅は順調だったという。このほかエアコン洗浄剤が好調。さらに鉄鋼市場向けカセイソーダなどの出荷数量が伸び、上期の売上高は従来予想の82億4000万円を小幅ながら上回った。

 2019年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比3%増の11億円を引き続き見込む。4〜9月期の進捗率は55%になった。

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