中国の孔駐日大使が神戸医療産業都市を視察 外国関連の視察が増加

20191029孔駐日大使

 中国の孔鉉佑(こう・げんゆう)駐日大使(写真中)は29日午前、神戸医療産業都市を視察した。神戸医療産業都市推進機構の佐藤岳幸クラスター推進センター長(写真左)らが、神戸医療産業都市の取り組みや、かじ取り役としての推進機構の役割を説明した後、神戸キメックセンタービル(神戸市中央区)の10階にある展望室から約360社・団体が集まる神戸医療産業都市の全体を見渡した。

 中国では2015年まで実施した「ひとりっ子政策」などの影響で、少子高齢化が日本よりも早いペースで進み、医療へのニーズも高まっている。孔氏は、神戸市と神戸大学が開設した、海外から神戸医療産業都市にある医療機関に患者を受け入れる窓口についても関心を持ち、展望室の中から場所を尋ねるなどしていた。続いて、孔氏は神戸医療産業都市の中核研究機関である理化学研究所の生命機能科学研究センター(BDR)を訪れた。

 この日は米ポートランド市のウィーラー市長とともに神戸市を訪れた、同市の幹部も神戸医療産業都市を視察。推進機構によると、ここにきて医療産業の集積地の先進事例として、神戸医療産業都市の視察に訪れる海外の政府・行政関係者が増えているという。(写真はキメックセンタービルの展望室で)

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