トーホー、「せんどば船橋店」運営をAープライスと統合で検討 20年2月めど
- 2019/10/28
- 16:54
トーホーは28日、同社が直接運営するプロ向け食材店「トーホーせんどば船橋店」(千葉県船橋市)を、同じくプロ向け食材を販売する「Aープライス」の87店舗を運営する子会社トーホーキャッシュアンドキャリーに引き継がせる会社分割の検討に入ると発表した。会社分割の時期は20年2月1日をめどにする。同じプロ向け食材を販売する店舗で経営を統合することで、運営の効率化やノウハウの共有などをねらう。
「せんどば」は2017年6月から運営を開始した新業態で、現在は1店舗。野菜、魚、精肉の生鮮3品を充実させることで、飲食店が仕入れを1カ所で済ますことができる「ワンストップ型キャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り)事業」として開発した業態だ。19年1月期の売上高は5億3300万円だった。
「Aープライス」と経営を統合することで「せんどば」は、販促の方法や商品棚づくりといった、店舗運営のノウハウを得られやすくなる。一方、「Aープライス」も生鮮食品の強化を検討する際に先行事例を獲得することになり、今後の展開を検討しやすい。
「せんどば」は2017年6月から運営を開始した新業態で、現在は1店舗。野菜、魚、精肉の生鮮3品を充実させることで、飲食店が仕入れを1カ所で済ますことができる「ワンストップ型キャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り)事業」として開発した業態だ。19年1月期の売上高は5億3300万円だった。
「Aープライス」と経営を統合することで「せんどば」は、販促の方法や商品棚づくりといった、店舗運営のノウハウを得られやすくなる。一方、「Aープライス」も生鮮食品の強化を検討する際に先行事例を獲得することになり、今後の展開を検討しやすい。
「せんどば」は現在、事業分野(セグメント)別ではフードソリューション事業になっている。これを今後はキャッシュアンドキャリー事業に移して計上するかも含めて検討する。引き継ぎ先として検討するトーホーキャッシュアンドキャリーは全額出資の子会社のため、連結業績への影響は軽微という。
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