神戸市「500 Kobe Accelerator」参加18チーム決定 海外11、神戸でデモデイ

20191025久元神戸市長

 神戸市は24日、米有力ベンチャーキャピタル(VC)の500スタートアップス(カリフォルニア州)と共同で展開している起業家育成プログラム「500 Kobe Accelerator(アクセラレーター)」で、2019年度のプログラムに参加する18チームが決まったと発表した。このうち11チームが海外から。ITを活用して医療分野の事業に取り組む「ヘルステック」企業を中心に選定した。500スタートアップスとの連携も4年目になり、神戸医療産業都市との相乗効果をねらう。

 ヘルステックに的を絞ると事前に発表していたこともあり、応募したスタートアップは全体で昨年よりも63チーム少ない174チームだった。このうち海外からの応募は116チームと全体の3分の2を占めた。参加する18チームは500スタートアップスが書類審査・面談を実施し、そのうえで神戸市と協議して決定。このうち11チームが海外からの応募で、インドからの2チームも選考を通過した。

 11月4日から6週間にわたってプログラムを開催。1〜2週と5〜6週にデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO、神戸市中央区)で、講義や講師との個別対話などを実施する。今回は来日する500スタートアップスの講師陣に加え、神戸医療産業都市からも講師を派遣するほか、神戸市にある医療関連企業との交流、神戸医療産業都市推進機構と連携した事業化支援も予定する。

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 プログラムの終了後に、金融機関や投資家などに向けて実施するデモデイは12月16日に神戸市内で開催する予定。昨年は東京都でのみ開催したが、医療関連企業に接触しやすい立地を選択した。さらにプログラム終了後には、2020年に完成する実験施設を設置可能なビル「クリエイティブラボ神戸」への入居を優遇する予定で、参加企業が神戸に定着する可能性も高まる。

 神戸市の久元喜造市長(写真=神戸市が配信した動画より)は24日の定例記者会見で、500スタートアップスとの連携事業は、国際的に都市間での人材獲得競争に関心が高まる中で「クリエイティブな、チャレンジングな人材を神戸に引き寄せるうえで、大きな役割をはたしている」と指摘。海外からの応募が高い割合で推移していることから、同事業は「本来の方向性に沿った動きになっている」と、中長期的な成果への期待を語った。

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