井戸兵庫知事、スポーツ施設拡充「調査と計画作りから」 芝生スポーツ理解深まる

20191021井戸知事会見

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は21日の定例記者会見で、同県内にあるスポーツ施設の拡充や老朽化対策などについて「まず調査と計画作りから進めたい」との意向を示した。「スポーツ施設は右から左への作れない」とはいえ、議会からスポーツ施設の増設などを求める声も出ており、「明石の運動公園のように施設が古くなっているという状況もあるので、総点検しながら充実したり改築したりする必要がある施設は、順次そうした取り組みができるように」との方針を語った。

 地域のスポーツ施設として井戸氏は「学校開放をもっと進めたら」と提案。休日は学校行事や部活動などで使用するにしても、「夜の体育館は空いている」という。さらなる県内でのスポーツ振興には、法人県民税の超過課税分を財源として県内各地に設立した地域クラブ「スポーツクラブ21ひょうご」を活性化させる手もあることなども示した。

 一方で、ラグビー・ワールドカップ(W杯)で日本代表が初の決勝トーナメントに進むなど、ラグビーに関心が集まったことで「芝生の上で体全体を使うようなスポーツへの理解が深まったのではないか」と指摘。そのうえで「今度は実際に自分でスポーツに取り組んでみて、ワールドマスターズゲームズ 2021関西にぜひ出場していただきたい。そういう意味でも弾みにしたい」と話していた。

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