松井アジュバン社長、日韓関係悪化「セミナーに集まらない」 育毛剤「早期に」

20191018松井アジュバン社長

 ヘアケア・スキンケア製品を製造販売するアジュバンコスメジャパンの松井健二社長(写真)は18日、決算発表のため同社で記者会見し、輸出先の1つである韓国での売上高が2019年4〜9月期は「前年同期比で3000万円ほど減った」と明らかにした。日韓関係の悪化を受けて、韓国での日本製品の不買運動の影響を受けたもよう。この期の同社の連結売上高は22億500万円で、全体からみると大きな比率でないが「6〜7月ごろから急速に影響が出始めた」という。

 同社が韓国で定期的に開催する美容師向けセミナーでは「通常は200人ぐらいの集客があったが、最近のセミナーに集まったのは30人ほどだった」という。実際に美容院を訪れると「他人の目があって日本企業が開催するセミナーに出かけづらかった、といった声は多い」というが、すでに販売減という形で影響が表れている。松井社長は「これに関しては当社で手の打ちようがない」と顔をくもらせた。

 一方、子会社のアジュバンコスメティックは、理化学研究所・生命機能科学研究センター(神戸市中央区)、オーガンテクノロジーズ(東京都港区)と共同で「育毛剤」に関する特許を出願したと18日に発表した。3者はかねて毛髪に関する共同研究を進めていた。育毛剤の商品化について松井氏は「できるだけ早く」と述べるにとどめ、時期を明言しなかった。

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