「港湾管理者円卓会議」を神戸で開催、参加港数が過去最多 リスク管理など議論

20191016辻局長あいさつ

 神戸市内のホテルで15〜17日に開催する「第5回港湾管理者円卓会議(ポート・オーソリティ・ラウンドテーブル、PAR)」では、参加港数が15港と同会議では過去最多になった。神戸市の姉妹都市である米シアトルが初参加した。会議自体は非公開だが、16日は「港湾の効率と生産性」「港湾の持続可能性」「安全性とセキュリティ」の3つの話題について集中的に意見交換。IT(情報技術)の進歩などで大きく変化する港湾を巡る環境とリスク管理について、各港の港湾局長や運営会社の経営層が話し合う。

 報道機関に公開した、今回のホスト役を務める神戸市の辻英之港湾局長(写真左)による16日朝の会議冒頭のあいさつでは「物流は世界経済の根本になるが、港湾はスムーズな物流に責任を持つ立場」と強調。そのうえで「ディスラプティブな(創造的破壊を伴う)技術にも対応する必要がある一方、新たなリスクの元になっている」と指摘した。さらに物流には大量のエネルギーが必要で環境問題にも向き合う必要があると言及し、こうした課題が「1つの港湾で解決できるものではなく、今回の意見交換でよりよい港湾運営のヒントを見出したい」と述べ、主要港湾が連携することに前向きな姿勢を見せた。

 同会議は2015年にシンガポールで第1回を開催した後、オランダ・ロッテルダム、中国・寧波、米ロングビーチで開催された。これら4港のほか、欧州からはベルギー・アントワープ、独ハンブルグが参加。中国では上海、広州も出席し、韓国の釜山、アラブ首長国連邦のアブダビに、米国のロサンゼルスとシアトルが集まった。さらに国内から神戸、横浜、東京が参加して15港になった。

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