山陽電鉄、「須磨浦山上遊園」を直営化 閑散期の人件費抑制ねらう

 山陽電気鉄道は10日、全額出資子会社の須磨浦遊園が運営している遊園地「須磨浦山上遊園」(神戸市須磨区)を中心とした遊園事業を12月1日から直営化する発表した。現在は須磨浦遊園に運行を委託している索(さく)道事業「須磨浦ロープウェイ」などを直営にするほか、須磨浦遊園の売店・喫茶事業を山陽電鉄が引き継ぐ吸収分割を実施する。直営化によって、閑散期は同園の従業員が山陽電鉄内の別の職場で働けるようになるなど、同園としての人件費抑制をねらう。

 山陽電鉄は1957年に須磨浦索道の営業を開始。神戸市や周辺の人口増に合わせて需要も伸び、同社は遊園地事業を拡大してきた。このため1989年7月に全額出資の遊園地運営会社である須磨浦遊園を設立し、遊園地の管理運営を同社が担当することで、迅速な事業展開を可能にしたという。ただ、レジャーの多様化などを背景に最近は来園者数が低迷。採算の改善が課題になっていた。

 子会社の須磨浦遊園は存続し、ゴルフ練習場やレンタルフットサルコートの運営などを継続する予定だ。グループ内の事業再編のため、2020年3月期の山陽電鉄の連結業績への影響は軽微としている。

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