トリドール、食材ネット通販会社を設立 売上高100億円めざす

20170217トリドール通販サイトイメージ

 トリドールホールディングスは17日、食材をネットで販売する子会社バルーン(東京都品川区)が2月下旬から事業を開始すると発表した。自社の通販サイト「BallooMe(バルーミー)」の運営を2月下旬に始め、食材を販売する。これまでトリドールは、うどんや鶏料理などの外食店を国内外で展開してきたが、新規事業に乗り出す。(写真は通販サイトイメージ=トリドールの発表資料より)

 外食店を展開するなかで広がった生産者とのネットワークを新たな形で活用するねらいがあるようだ。開設するサイトは販売経路であると同時に、情報サイトとして食材の背後にある物語なども伝える。生産や加工の現場で製品が大切に扱われている様子や、生産者がすすめる調理法なども紹介。食材を選んで買う楽しさを味わえるようにして、サイトと顧客の接点を増やす。

 品ぞろえは国産の製品が中心になりそうだ。加工品だけでなく、野菜など生鮮品も取り扱うとみられる。2020年3月期までに年間の売上高100億円をめざす。

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

広告

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
「神戸を知ると世界が分かる」を合い言葉に、神戸の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事がオリジナルです。

詳しくはこちら。

広告