義肢装具が集まる国際会議・展示会、30年ぶり神戸で開催 日本で2回目

20191006ISPO展示会

 義手や義足など義肢装具の技術の発展や普及・教育をめざす国際団体「国際義肢装具協会」(本部、デンマーク・コペンハーゲン)は5〜8日の日程で、最新の技術などを発表する学術会議「第17回国際義肢装具協会世界大会(ISPO2019)」を神戸市中央区の神戸国際会議場などで開催している。世界の医療関係者や義肢装具士、理学療法士など約90カ国からおよそ5000人が参加する見込み。日本で開催するのは「極東・南太平洋身体障害者スポーツ大会(フェスピック)」を神戸市で開催した1989年以来で、その際の開催地も神戸市だった。

 開催期間中の5〜8日は神戸国際展示場(神戸市中央区)の2・3号館で義肢装具や介護ロボットなどの展示会も開催。国内外の約150社が自社が開発した機器などを出展し、情報収集や導入を考える企業や医療関係者などが集まっている。展示会の入場料は6500円(1日券)だが、国際義肢装具強化にによると、事前に申し込んだ人だけで3000人になった。(写真は展示会の様子)

 5日にワールド記念ホール(神戸市中央区)で開いた開会式には加藤勝信厚労相に加え、兵庫県の井戸敏三知事、神戸市の久元喜造市長らも出席した。6日には同ホールで車いすバスケットボールやシッティングバレーボールなどパラスポーツの体験会と、パラスポーツの選手によるトークイベンをを開催。約600人が来場し、このうち約200人がパラスポーツを体験した。

 義肢装具協会世界大会は3年に1度の開催。今回の神戸開催が決まったのは2015年だが、東京パラリンピックの前年である19年の開催ということもあり、厚労省など政府が積極的に誘致活動を支援した経緯があったという。今回の開催に加えて21年の世界パラ陸上の開催地も神戸市に決まったことで、障害者を含む多様性の展開に取り組む神戸市の姿勢をより印象付けた形だ。

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