関西電、大株主の神戸市訪れ「金品受け取り」陳謝 神戸市は全容解明など求める

20191003寺崎副市長

 関西電力の松村孝夫・取締役常務執行役員は3日午後、神戸市役所を訪問し、同社の役員らが高浜原子力発電所が立地する福井県高浜町の元助役から金品を受け取っていた問題について陳謝した。そのうえで松村氏は、応対した神戸市の寺崎秀俊副市長に、前日公表した2018年9月11日付の報告書を手渡した。神戸市は関西電力の株式を約2.9%保有する第5位株主で、自治体としては大阪市に次ぐ第2位と大株主だ。(写真は関西電との応対終了後、取材に応じる寺崎副市長)

 神戸市の寺崎副市長は、関西電に対して全容の解明を求めるとともに、改めて情報開示の徹底も求めた。特に昨年9月にまとめた報告書が公開されるまで1年以上経過していることなど、情報隠蔽(ぺい)と受け止められかねないなどと指摘した。神戸市は6月に開催した株主総会に寺崎副市長が出席し、役員個別に報酬を開示するよう求めるなど、かねて同社に公益事業としての情報開示の徹底を求めていた。関西電の役員の責任については「現時点では言及していない」(寺崎氏)という。

 久元喜造市長は2日付で、「経営の透明性について再三申し入れをしてきた本市にとって極めて遺憾」「経営陣が受け取ったとされる金品の原子が利用者の負担する電気料金ではないかという疑念に対し、納得のいく説明が必要」などと記者団にコメントしていた。

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