大丸神戸店、9月の売上高39.7%増 駆け込み需要が高額品押し上げ

 J・フロントリテイリングが1日発表した傘下百貨店の9月の売上高動向では、大丸神戸店(神戸市中央区)が前年同月比で39.7%増と急速に伸びた。前年同月を上回ったのは3カ月ぶり。前年同月に台風のため臨時休業があった反動で、各分野とも前年比を上回った。さらに10月の消費税率引き上げを控え、高級ブランド品や化粧品、美術品などが駆け込み需要で大幅に伸びた。

 高級ブランド品は前年同月比82%増と伸びが目立った。このほか化粧品は同70%増、美術品は80%増、宝飾品は90%増。総じて単価が高く、消費税率引き上げの影響をより受けやすい商品で、駆け込み需要が顕著だったという。駆け込み需要は特に9月後半から目立つようになった。一方、食品はレストランなど含めた全体で9.5%増。前年同月の反動で伸びたが軽減税率が、適用される品目が多く、相対的に落ち着いた推移になった。
 
 大丸神戸店では、昨年3月から周辺店舗のテナントを順次賃貸借契約に変更し、売上高を不動産事業に移管している。不動産事業への移管分を含めると、大丸神戸店の9月の売上高は前年同月比37.7%増だった。

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