アシックス、桐生祥秀選手にスパイクピンないシューズ開発 靴底に立体構造

20190929桐生選手シューズ

 アシックスは、同社とアドバイザリースタッフ契約を結ぶ陸上短距離の桐生祥秀選手(日本生命)に、陸上スプリントシューズをこのほど提供したと発表した。桐生選手の足や身体の特徴、走り方を徹底的に分析して開発。最大の特徴はスパイクピンが存在しないことだ。2018年5月に発表した次世代の陸上スプリントシューズ試作品を、進化させた製品という。

 靴底はスパイクピンの代わりに、アシックスの特許技術であるカーボンファイバー素材をベースにした複雑な立体構造を取り入れた。スムーズな着地で効率よく、高い推進力を得られる。「足裏全体で接地したい」という桐生選手の要望に応え、靴底は従来よりもフラットにした。足の左右の動きにも注目し、推進方向へ力がよりスムーズに伝わるような靴底のデザインや、靴底の硬さの分布を設計した。

 アッパー(甲被、足の甲を覆う部分)は東レと共同で開発した、軽量でバネのような性質を持つ素材「HL-0(エイチエルゼロ)メッシュ」を採用。軽量で肌当たりが良いうえに形状を維持しやすく、過度な締め付けも抑えられるという。この素材を足の形に沿うよう立体的に成形することで、縫製する場所を減らし、より足にフィットして桐生選手の走行能力をより発揮しやすくした。

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