鉄人28号モニュメント10周年で式典 神戸市長「いまや神戸を代表する」

20190928鉄人式典

 新長田地区の若松公園(神戸市長田区)に鉄人28号の実物大モニュメントが完成してから10周年を祝う式典が28日午後、同モニュメントの前で開かれた。出席した神戸市の久元喜造市長はあいさつで「鉄人モニュメントは、長田のシンボルであると同時に、いまや神戸を代表するモニュメント」と存在感を強調。「これからも神戸の発展をずっと見守ってほしい」と話していた。新長田地区では今年、兵庫県と神戸市の合同庁舎も完成し、この日から本格的な同庁舎の運用も始まった。久元氏は「就業人口も震災前を回復するに違いない」と展望を語った。

 モニュメントは1995年に発生した阪神淡路大震災で、特に火災などの被害が大きかった新長田地区に、復興の象徴として2009年9月に完成。鉄人28号の作者で04年に亡くなった漫画家の横山光輝さんの出身が神戸であることにちなんだ。神戸鉄人プロジェクトの正岡健司理事長は、モニュメントが「10年間倒れなかったので、もう大丈夫」「このモニュメントがある限りは、もっともっと新長田は発展していくことでしょう。新長田はもっと変わらなくてはいけない」と、さらなる街の復興に向けて力を込めた。

 式典では近田幼稚園(神戸市長田区)の園児が三木鶏郎作詞作曲の「鉄人28号」を歌ったほか、婦人会の女性らが踊りに合わせて人文字で「10」を作り(写真)、モニュメントの10周年を祝った。新長田地区では、兵庫県が看護師や介護福祉士などを育成する総合衛生学院を同地区内に新築、移転することを計画。兵庫県と神戸市の合同庁舎とあわせて、さらなる「昼間の人口」の増加に期待する声は多い。

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