デンソーテン、NAIST・YuMakeと観光用動画の生成で共同研究 ドラレコ活用

 奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)、デンソーテン(神戸市兵庫区)、気象データ分析のYuMake(ユーメーク、大阪市中央区)の3者は26日、「観光型MaaS(次世代移動サービス、マース)」について共同研究する契約を結んだと発表した。通信型ドライブレコーダーの映像をリアルタイムで分析し、おすすめルートの動画の自動生成をめざす。SNS(交流サイト)などの普及で、動画を参考に観光ルートを選ぶ旅行者が増えていることに着目した。

 デンソーテンの通信型ドライブレコーダー「G500」を、京都市内を巡る観光タクシーに設置。同社は収集した映像データをNAISTに提供する。NAISTは画僧から必要な情報を抽出し、利用者の好みや検索条件に応じたおすすめルートの動画を生成する。検索した時点でリアルタイムに、桜や紅葉が見られるルートを選べるようになる。さらにYuMakeのデータを取り込み、天候の変化による混雑度なども反映した観光ルートを組み立てに活用したい考えだ。

 NAISTでは先端科学技術研究科ユビキタスコンピューティングシステム研究室の安本慶一教授、諏訪博彦特任准教授を中心に研究を進める。固定した防犯カメラなどと異なり、街中を動き回るドライブレコーダーから得る画像を情報源にすることで、子供や高齢者など交通弱者が多い場所や時間帯を把握するといった安全面での補完情報も得られる公算だ。相対的に言語情報への依存度が低い動画を生成するため、訪日外国人観光客の利便性向上にもつながると見込む。

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