ポートタワーと中突堤中央ビル、神戸市が民営化に向け市場調査 年内に結果

20190924神戸ポートタワーとビル

 神戸市は24日、神戸港のシンボル的な建造物である神戸ポートタワーと、隣接する中突堤中央ビル南館(神戸市中央区)について、民間企業から活性化に向けたアイデアを募集する「サウンディング型市場調査」を実施すると発表した。意見を提出した企業らとの対話を通じて、物件の市場性や利用の可能性などを明確にして、神戸市が再整備の方針を決めるうえでの参考資料にする。神戸市の外郭団体だった旧神戸港振興協会などが運営してきたポートタワーの民営化に向け、具体的に動き始めた形だ。(写真は神戸ポートタワーと中突堤中央ビル=南館は4階建て部分)

 中突堤中央ビル南館は1962年に建設し、当初は客船ターミナルなどに使われた。鉄筋コンクリートと鉄骨造の4階建てで、今後も使い続けるには耐震補強が必要だ。それもあって神戸市は同ビルの建て替えを想定。63年に完成した国登録の文化財であるポートタワーと、タワーの基部に相当する同ビルを一体的に民間企業が運営することで、ポートタワーを神戸観光の中心として魅力を高めたい考えだ。ポートタワーは事業期間10年の定期借家を想定しているという。

 提案は、中突堤中央ビル南館の規模や、ポートタワーの活用法、運営手法、ビルとタワーの動線についての整理、事業の枠組みへの意見などを求める。実際の再整備の際に事業主体になる資格や能力を持つ企業などから受け付ける。対象者向けの説明会や現地見学会、質問の受け付けを10月中に実施する予定だ。最終的に、どういった提案があったかという調査結果については、年内にも公表する予定としている。

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