7月の兵庫鉱工業生産4.1%増 基調判断「緩やかな持ち直し」に上方修正

20190920鉱工業生産

 兵庫県が20日に発表した7月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月比4.1%上昇の109.5と、3カ月ぶりに上昇した。生産活動の基調判断は「緩やかな持ち直しの動きがみられる」として、前月までの「一進一退で推移している」から上方修正した。業種別の生産指数をみると主要9業種のうち7業種が上昇した。

 鉱工業生産指数に占めるウエートが9業種のうち2番目に大きい「化学工業」が21.1%上昇と大幅に生産が増加したのが寄与した。医薬品、自動車排気ガス浄化用触媒、化粧品、酢酸が伸びたという。「はん用・業務用機械工業」も23.8%上昇と大幅に伸びた。「食料品工業」「輸送機械工業」なども上昇した。反面、最もウエートが大きい「電気・情報通信機械工業」は低下した。

 同じ月の全国統計では、経済産業省が13日に発表した7月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)確報値が前月比1.3%低下の102.7だった。

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