シスメックス、国際規格の臨床検査室を運営支援 クラウド管理で現場負担軽減

 シスメックスは19日、血液などの検体を検査する臨床検査室の国際規格であるISO15189に準拠した検査室の運営を支援するシステム「Caresphere(ケアスフィア)QM」を今月発売すると発表した。臨床検査に必要な業務と、ISO15189に関連する業務をシステム化。データの記録や承認などに紙の書類を使わず、クラウド上で管理できるようにすることで現場の負担を軽減し、高品質で効率的な検査室の運営を支援する。

 ISO15189では、検体の採取から検査結果の報告まで終始、規格に従うことで検査技術を高め、結果の信頼性向上をねらう。この作業行程で必要になる文書管理や一連の業務手続き、是正管理(不適合の再発防止)、スケジュール管理などを電子化。紙の書類を使った承認作業や進ちょく管理などに比べて、現場作業を大幅に効率化できる。加えて、検査室スタッフの技能管理や、資格の取得・更新、学会への参加状況なども記録でき、人材育成も支援する。

 シスメックスでは1999年から、検査の精度管理や機器の安定稼働を遠隔監視する、ネットワークを活用したサービスを展開してきた。2018年4月には検査室の円滑な運営を支援するシステム「Caresphere」を発売。さらに今回、国内外で重要性が高まっている国際基準に対応するシステムを品ぞろえに追加した。同社が強みを持つさまざまな検査機器について、より高い付加価値を提供できるようにする仕組みとして、導入を進めたい考えだ。

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