旧居留地で日本文化に親しむ「BEyond KOBE」 ラグビーW杯に合わせ開催

20190919能

 神戸市と、旧外国人居留地の企業などで構成する「旧居留地文化等発信事業」実行委員会は、ラグビー・ワールドカップの開催に合わせて来日した観光客らが、日本文化を楽しめるようにするイベント「BEyond KOBE 旧居留地」を開催する。日程は9月28・29日、10月5・6日の合計4日。旧居留地と周辺の5カ所を会場に、能や雅楽、ジャズダンス、いけばな、書道などを見たり、自ら体験したりして楽しめる。(写真は能のイメージ=神戸市提供)

 会場の5カ所では、それぞれ展開するプログラムも決めた。明海ビル1階の公開空地では雅楽や能楽、花道、茶道など「和のパフォーマンス」、NTT新神戸ビル横ではクラシックの路上ライブ、波止場町芝生広場(水上警察署跡地)では猫の写真展示やジャズダンスといった、見たり聞いたりするプログラムが中心。三井住友銀行神戸本部ビルでは、おりがみ、書道、華道などの体験プログラムが中心だ。大丸神戸店のトアロード側(明石町通)にはタコライスやタピオカドリンクなどのキッチンカーが並ぶ予定だ。

 詳しい行事日程は特設ホームページに掲載した。「BEyond KOBE 旧居留地」はラグビーW杯のうち4試合を神戸で開催すること伴う、今年限りのイベント。神戸で特に観光客による人通が増えるとみられる日程で開催する。一方、三宮・元町の駅前とウォーターフロント(旧港湾)地域とをつなぐ位置にある旧居留地での街のにぎわいを作り出す試みで、街の回遊性向上に関する方向性も模索する。

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