兵庫県の補正予算案79億円 下水道の耐震化や高齢者「踏み間違い防止」

20190917井戸兵庫知事

 兵庫県は17日、一般会計で合計22億円2300万円の2019年度9月補正予算案を発表した。企業会計も合わせた全会計ベースの規模では、79億3300万円になる。流域下水道事業会計で57億1000万円を支出し、国庫支出が付いた下水道の地震津波対策に充てる。一般会計では日本海津波防災インフラ整備計画の前倒し実施に13億円を充てるほか、高齢者による交通事故防止に向け1億1600万円などを支出する。24日に開幕する兵庫県議会で審議する。

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)が17日の定例記者会見で発表した。大阪府北部地震や7月豪雨、台風20・21号で発生した被害対策などの費用がかさんだ18年度の9月補正予算(336億2600万円)と比べて規模が縮小した。井戸氏は「できるだけ早く事業効果が出るよう、事業化したい」と話していた。

 高齢者の交通事故防止に向けては、運転手がブレーキとアクセルを踏み間違えることによる事故を防ぐ装置の購入補助を創設。1億1300万円を計上した。75歳以上の高齢運転者を対象に、対象の装置を自家用車に取り付けると2万2000円を支給する。20年度まで合計1万台を想定する。このほか19年3月末に解散した公益財団法人の潁川(えがわ)美術館から寄贈を受けた美術品の展示と、美術館(西宮市上甲東園)を改装に向けた費用2億3400万円を盛り込んだ。

 財源は国庫による補助金で37億4700万円を、新たな兵庫県債の発行で34億5700万円をそれぞれ調達する。このほか昨年度の決算剰余金から2億4300万円を一般会計に充てる。

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