三宮再開発 東遊園地の基本設計、公園マネジメント研究所などに委託へ

20190917東遊園地

 神戸市は17日、東遊園地の再整備に伴う基本設計を公園マネジメント研究所(大阪市中央区)、エス・イー・エヌ環境計画室(大阪市北区)、空間創研(京都市下京区)による設計共同体に委託することを決めたと発表した。11日に学識経験者と神戸市の幹部職員による選定委員会を開いて審査。応募者9者の中から選んだ。次点は日建設計シビル(大阪市中央区)だった。

 神戸市は公園マネジメント研究所などの設計共同体に選んだ理由として「周辺の関連事業の状況、アーバンピクニック等の社会実験などの取り組みを十分踏まえたバランスある提案」「にぎわい拠点施設の事業者の意向に絨毯に対応できる設計内容や、南北動線の考え方、フラワーロードや旧居留地からのエントランスを分かりやすく開放的」などを挙げた。

 もっとも神戸市は提案内容のイメージ図をホームページに掲載した(図)が、選定した具体的な提案内容は公表していない。神戸市が9日に開いた都心三宮再整備推進会議の第5回会合では、学識経験者から「東遊園地の設計には(三宮交差点を歩行者向けの広場にする)三宮クロススクエアからフラワーロードの統一したデザインの展開を示す必要がある」などの指摘が出ていた。

 神戸市は今回決めた設計共同体への委託で、東遊園地の基本設計を20年3月末までに終えたい考えだ。東遊園地には、建築家の安藤忠雄氏が子供向けの図書館を建設して神戸市に寄付することを提案している。

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