神戸電鉄、中国語の需要増で通訳機「ポケトークW」採用 有馬温泉と有馬口で

20190914有馬口

 神戸電鉄は有馬温泉と有馬口の2駅で、ソースネクストのAI(人工知能)通訳機「ポケトークW」を採用した。13日から両駅に配置し、外国人の乗客に接客する際に活用する。訪日外国人観光客の間で人気が高まる有馬温泉に向け、外国人の乗客が増加したのに対応する。特に翻訳が必要になる機会が増えている、中国語での対応を円滑化したい考えだ。(写真は有馬口駅に停車する神戸電鉄の電車=資料)

 神戸電鉄によると有馬温泉に向かう外国人観光客は2014年ごろから急速に増えたという。神戸側の始発駅である新開地からから有馬温泉に向かうには、有馬口で乗り換えるため、外国語での問い合わせへの応答や案内の必要が出てきた。これまでにもタブレット式の翻訳ツールを導入したことがあったが、より使い勝手の良い専用の翻訳機に切り替えた。

 外国人乗客の増加を受けて、神戸電鉄は接客の多言語化を進めている。車内放送は日本語と英語の2カ国語で実施。切符の自動販売機や精算機も、日英の2カ国語で表示できる。有馬温泉と鈴蘭台では、駅周辺の施設を案内する「タッチパネル式総合インフォーメーション」で、日本語、英語、中国語、韓国語に対応している。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

広告

カレンダー

03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

広告

広告