農業総研がコメ流通に本格進出 神明と業務提携で、集荷・販売網を相互活用 

 東証マザーズに上場する農産物流通の農業総合研究所と、コメ卸最大手の神明(神戸市中央区)は5日、農産物の取り扱い拡大に向けて業務提携すると発表した。農業総研はコメの集荷を開始し、神明の販売網を利用。コメ流通への本格参入になる。神明にとっては傘下の卸売業者による仕入れのルートが拡大する。

 農業総研は、全国約8500人の登録生産者と都市部を中心とした約1400店舗のスーパーを結ぶ情報プラットフォーム(共通基盤)を運営。登録生産者は農産物を集荷場に持ち込み、販売額に応じて販売手数料を農業総研に支払う。今後は集荷場を通じたコメの集荷も始め、神明の販売網に乗せる。神明は、傘下に卸売市場の東果大阪や成田市場青果など卸売業者を抱える。農業総研を通じて青果などの集荷力が高まる形だ。

 今後は両社で物流も共通化を進めてコストを抑えるなど、流通の効率化を進める。品ぞろえの拡大による消費者の利便性向上に加え、農業で課題になっている生産者の利益確保にも積極的に寄与することをめざすとしている。

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