ノーリツの今期、純利益31%増に 高機能商品などの販売増見込む
- 2017/02/13
- 21:47
ノーリツは13日に、2017年12月期の連結純利益が前期比31%増の61億円になる見通しだと発表した。国内外で給湯器などが伸びる。環境製品の高い製品や、入浴事故の軽減を支援する製品など比較的単価が高く、採算も良い高機能商品の伸びを見込む。年間配当は前期据え置きの32円(うち中間16円)を予定する。
売上高は3%増の2190億円、営業利益は12%増の100億円になる見通しだ。温水空調分野を中心として国内事業、海外事業ともに伸びる。国内売上高は2%増の1630億円になる見通し。このうち温水空調分野で1220億円を占める。一方で加工費や販売費の増加が逆風になる。
同時に発表した2017年12月期の連結決算は、最終損益が46億円の黒字(前年同期は39億円の赤字)だった。温水空調分野の伸びが大きく、厨房分野や住設システム分野などの減少を補った。海外事業では円高が逆風になり、売上高は3%減の2118億円、営業利益は75%増の89億円だった。
2020年12月期を最終年度とする中期経営計画も発表。最終年度の売上高240億円、営業利益率10%を目標に掲げた。温水空調分野へ経営資源を集中する。補助金なども活用しながら高効率給湯器の拡販を進めるなどで、国内の収益力を強化する構えだ。
売上高は3%増の2190億円、営業利益は12%増の100億円になる見通しだ。温水空調分野を中心として国内事業、海外事業ともに伸びる。国内売上高は2%増の1630億円になる見通し。このうち温水空調分野で1220億円を占める。一方で加工費や販売費の増加が逆風になる。
同時に発表した2017年12月期の連結決算は、最終損益が46億円の黒字(前年同期は39億円の赤字)だった。温水空調分野の伸びが大きく、厨房分野や住設システム分野などの減少を補った。海外事業では円高が逆風になり、売上高は3%減の2118億円、営業利益は75%増の89億円だった。
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